ときめも
http://www.konami.jp/gs/game/tokimeki/

イギリスのBBCが日本の若者のセックス離れをテーマにした
「SEXLESS IN JAPAN」という動画
このブログでも紹介しましたが
※関連記事はコチラ
日本の若者のセックス離れを海外が検証した結果・・・


その動画を受けて漫画家の山田玲司氏が
こう、持論を展開、それが

「ときメモ」だったり「To Heart」が決め手になった

「ときメモ=ときめきメモリアル」は1994年にコナミから
PCエンジン向けに発売された恋愛シミュレーションゲーム

私と同じおっさんなら覚えているでしょう
大ブーム、といっても一部ゲームマニアにで
一般人はおそらく知らなかったと思います

「To Heart」もビジュアルノベルというゲームの一種
アダルト版も作られ、テレビアニメにもなった人気のゲーム

これらが実物よりバーチャルがいい
の先駆けになったのかも知れませんね
確かにどちらもゲーム、BBCのアニメが原因っていう説
まんざら間違いでもないのかもしれません

さらにこんな発言も

ギャルの多様化により「さらばリアル!」な時代になったとき
「初音ミク」が登場したことで「ウェルカム、バーチャル!」になったと
※この発言は山田氏が対談された他の方のものです

さらには、クドカンこと宮藤官九郎も原因の一つとも
「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」
流行らせたノリも問題視している、それが

「恋愛とか面倒くさくね?男たちだけで楽しければよくね?」

というもの
これにより、恋愛できないことが恥ずかしかったのが
逆転する時代「恋愛してるやつって格好悪いよね」
という風潮を生むきっかけになったという

その証拠に、「木更津キャッツアイ」では嵐の櫻井翔が演じる
バンビという、大学生になって東京に出て行って彼女を作り
キャンパスライフを送りたいと思っている役どころが一番格好悪くなるとも

しかし、こうも述べている
バブルの時代、アッシーやメッシーという言葉に代表されるように
女性が男性をうまく利用していた、女性が男性を選んでいた時代だった
そのバブルの残像をぶっ殺したのが宮藤官九郎だと

「男は頑張って努力して、ある一定のレベルになったら
勝手に女は来るんだ」


バブルカルチャーが逆転し、男は女を追いかけなくてもよくなった
と思うのが幻想なのは今のネット社会を見ればよく分かる

男性の女性に対して厳しいことこの上ない
それになぜか上から目線でブスと表現したり
点数を付けたりしているが・・・

そんな人たちにリアルな彼女がいるのだろうか?!
おそらく今回、BBCが指摘したように
43%の童貞と64%の非リア充という存在なのだろう

確かに、頑張ってある一定のレベルになったら女は勝手に寄って来るだろう
しかしそんなのは限られた極一部の人のみ

ゲームやアニメばかり見ていてもそんな人にはなれない
そういう意味では、セックス離れの原因にされても致し方ないかも

おっさんが若い頃呼んだ寺山修司の本に
「書を捨てよ町へ出よう」というのがある
その中にこんな台詞がある

「映画館の暗闇の中でそうやって腰掛けて待ってたって何も始まらないよ・・・」

部屋に引きこもって、ゲームやアニメをするのも自由ですが
たまには外へ出てみたら何かが始まる可能性は0じゃないですからね
素人がムリならそれこそ風俗店へ、そのためにもあるんですから

※元記事はコチラ
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2911869?news_ref=top_latest