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約3年前の記事ですが、まさか風俗業界がコロナという風邪でここまで打撃を受けるとは
まぁ、風俗に限っての話ではないですが、
人類滅亡って意外とこういう形から始まるのかもしれませんね

では、、、、

今や風俗の絶滅危惧種「ストリップ」
基本、見るだけですからね、ニーズに合わなくなったんでしょう
昔は劇場の片隅にみすぼらしいボックスがあって
2000〜3000円払えばその中で処理してくれたんですけどね

風俗カメラマンとしてのデビューがストリップだった私
愛着があって好きなんですけどね、どうにか頑張ってほしいです

そんなストリップですが
実は江戸時代から似たようなものがあった
というのを知ってますか?!

紀州藩(和歌山)の下級藩士・酒井伴四郎が1860年に江戸詰めとなり
およそ半年間の四谷の藩邸暮らしを克明に記した「酒井伴四郎の日記」
そこには、江戸の性の見せ物に関する記述もあるんです

まずは原文ママでそちらをどうぞ

七月十六日
五人連れで藩邸を出て、いんきん田虫の療治に出かけた
いんきん田虫は内股や睾丸に発生する皮膚病で、かゆみがひどい
藩邸内の長屋で共同生活をしているため、五人とも感染してしまったのであろう
まず上野の手前で餅を食い、さらに浅草で蕎麦を食った
浅草広小路の医師にいんきん田虫の療治をしてもらったあと
みなで浅草寺に参詣し、お化けの見世物を見物した
その後、芋や蛸の甘煮を肴に酒を呑み、連れ立って吉原に行き、花魁道中を見物した
屋台店で西瓜をひときれ食ったあと、両国に行き、みなで見世物小屋にはいった
おこなわれていたショーは「おめこのさね」(女性器のことには違いないが、部位の詳細は不明)で
俵や半鐘を釣り上げるというものだった
さらに、二十歳くらいの女が陰部をあわらにし
ひとりの男が張型(はりがた/男性器の形をした玩具)を挿入すると
女があえぎながら腰を使う出し物もあった


おめこ、確かにこの表現、聞いたことありますね
「さね」というのは一体どの部分なんでしょうか
その「おめこ」を使ってのショーはまさしく「花電車」

花電車とはストリップで行われる女性器を使ったパフォーマンス
しゃがんだまま挿入した筆で字を書く「習字」
バナナを挿入し入り口付近で切る「バナナ切り」
筒を挿入し矢と飛ばす「吹き矢」などなど

私が通っている時代も少数ですが
この「花電車」を得意とする踊り子さんがおられました

二十歳くらいの女が陰部をあわらにし、ひとりの男が張型を・・・
というのはまさに「マナ板ショー」の原型ともいえるものでしょうか

江戸時代、見世物小屋で行われていたこれらショーと
踊りが合体して昭和にストリップが誕生したんでしょうね

今年、誕生して70年を迎えたストリップ業界ですが
その原型と言えるものは実は約160年も前にあった、、、
ちょっとロマンがあると思いません?!

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※元記事はコチラ
http://best-times.jp/articles/-/3846